チャモロウです。
先日、NHKのテレビで漫勉というのを観ました。
その回は私の好きな漫画家である、
浦沢直樹先生と藤田和日郎先生とが対談なさっていて、
非常に面白かった。
で、触発されて、この本を購入。
【藤田和日郎『黒博物館 スプリンガルド』(講談社)】
藤田先生は『うしおととら』で超有名な漫画家ですよね。
私も中学生くらいのころ、どハマりしてむさぼるように読みましたから。
先生の作風は独特の眼に現れていますよね。
とぼけた表情の際の眼から怒りや憎悪を纏った際の眼へと劇的な変貌をする
あの表現力がホント凄い。
また
人外の人ならざる者の眼を描写したいという、そのあくなき探求心の結果がそこに反映されているみたいですね。
テレビで、扉絵のキャラクターの眼を描くだけで修正を7回もし、
原稿はホワイトだらけ。
そしてかかった時間は5回目の時点で1時間半以上、というのだからたまげたものです。
眼だけでですよ。
ここまで徹底的に求めるのか・・・と思わされるシーンでした。
そんな先生の代表作は他にも『からくりサーカス』や『月光条例』など色々あるのですが、
なぜか私は『うしおととら』以降、触れてなかったんですよね。
で、今回機会を得て
この本を購入して読んでみたのですが、
これがものすごく面白かった。
舞台は19世紀のイギリス。
都市伝説として世を騒がす
「バネ足ジャック」なる怪人が巻き起こす連続殺人事件をめぐり、
熱血刑事と放蕩貴族を主軸に物語が展開する大活劇。
『うしおととら』のテンションを再び想起しましたよ。
興味のある方は、ぜひ一読をお勧めいたします。


